布もん探しに専門問屋へ・・・
そこには・・・
口数少ないじじぃ~が偉そ~にど~~んと座っとる・・・
なんとも感じわるい・・・

そんでワシが仕入に来たことを伝えると・・・
『着いて来い・・・』
まぁ~~感じわるい・・・。
そこはまるで迷路である・・・
右に行って左に曲がって・・・また左・・・次は右・・・
次は左・・・また左・・・次は右・・・・・・







『けぇ~・・・どげだや・・・どこまで連れてくや・・・?』
『けっこ~歩いたで・・・』
するとじじぃ~がドアの前で立ち止まる・・・

そんでそのドアを叩くのである・・・

上を見てなんか叫んどるけど・・・現地語でさっぱりわからん・・・?
そしたら・・・
なんか上から降りてきた・・・

『んっ・・・』
『なんだや・・・?』
・・・

『カギだがや・・・』

そのカギでドアを開けて入るのである・・・
実におもろい。
そんで階段を上って・・・
やっとこさである・・・そこがまさしく倉庫・・・
倉庫の中は布もん天国・・・
びっくりするほどのストックである・・・
『すっ・・・すごい・・・』
ワシの思いを察したのか・・・
はたまたワシの心が読めるのか・・・
じじぃ~がワシを見て・・・
二ヤリッ・・・
出会ってから初めてのSMILEである。
そこから・・・じじぃ~の怒涛の営業ト~ク炸裂である・・・
これ買え・・・あれ買え・・・

さっきまで・・・無口なじじぃ~だと思っとったけど・・・
ワシのおぉ~まちがいだったよ~である・・・。
なにはともあれ・・・
ええもん仕入させてもらったわ・・・
じじぃ~・・・

だんだん。