若い客人とのはなしである。
“最近の若い子はあんまりしゃべらんな”
ワシの問いかけに・・・
『そぅなんです・・・』
『しゃべりたいけど・・・』
『どぅしゃべっていいのか?』
『それも年上の人となると・・・なんか・・・』
ありゃま~
お口はマンマを食べたり・・・しゃべるためについとるのである。
人とのコミュニケ~ションをはかるにはしゃべることは必要不可欠なのである。
でも・・・そらそ~だわな・・・
今や携帯電話なんてもんがあって・・・
用事があればその人にいつでもダイレクトに繋がるのである。
彼女にだって・・・声が聞きたいときにいつでもコ~ルできる・・・
ワシらの世代は・・・
彼女に電話しようもんなら・・・ドキドキしたもんである・・・
なぜなら・・・
家の固定電話にかけるしかない・・・
彼女が出てくれたらいいものの・・・
なぜかおかぁちゃんだったり親父だったり・・・
頑固親父が出ようもんなら・・・そのまま切ったろかと躊躇したもんである・・・
彼女に電話を取り次いでもらうためには・・・
そこをクリア~せんと彼女の声は聞けないのである。
いかに好印象を与えられるか・・・
きちんと名前を言って・・・
使い慣れないあやふやな敬語を使って・・・
なんとか取り次いでもらうために四苦八苦したもんである・・・
もし・・・そこで失敗しよ~もんなら・・・
二度と取り次いではもらえない・・・
『娘はいません』ガチャ・・・である。
もしかしたら・・・
そんなこんながコミュニケ~ションをとる勉強になっとったのかもしれん?
何事も積み重ねと経験である・・・
失敗してもなんら恥じることはない・・・
勇気をもって・・・しゃべってしゃべって恥をかいていただきたい・・・
時には怒られたってな~んも問題ない・・・
この言い方だと・・・相手を不愉快にさせるとか・・・
こぅすれば・・・言わんとすることが伝わるとか・・・
反省してつぎからしないことを学べばいいのである。
人との繋がりは・・・しゃべることから始まる・・・
がんばれ
若者。