CHIANG MAIの近くにはUNIVERSITYがある。
そこの学生さんのはなし
入口が開いて
レジまで直進
ブス~としてぶっきらぼうな物言いで・・・
『〇〇大学の学生ですけど・・・』
『ちょっと質問を・・・』
なんだ?
商品のことか?
『いや』
『なんでこの店をやられたんですか?』
はっ?
いきなり?
なんでしゃんこと聞くや?
『学部の授業で・・・』
『エスニックとかについて・・・その他もろもろと・・・』
『調べるという課題があって・・・』
あのな~
お客さんで商品のこと聞くんなら・・・
ぜんぜんそれでいいけどな・・・
店のことやらワシ個人のことが聞きたいんなら・・・
聞き方ってもんがあるだろ?
なんぼなんでもその聞き方では答える気にならんわ・・・。
どうゆう経緯で・・・
なにが目的で・・・
どうゆうことを聞きたいのか・・・
きちんと書面にしてこいや。
『はっ はぃ・・・』
もぅ来んだろな・・・?
30分後・・・
『先ほどはすみませんでした』
彼が差し出したのは・・・
お詫び文と・・・
話を聞きに来た経緯と聞きたい内容が事細かく記載されてるのである。
短時間でこれだけのことが出来るってことは・・・
さすが大学生・・・
ワシにはと~てい無理である。
話は徐々に進んでいくけど・・・
彼は一向に書くといぅ動作をしない。
書かんでいいかや?
『あっ はぃ…書きます』
やっとこさで書きだしたけど・・・
今まで話したことは覚えとるんだろか?
そこそこ話して・・・
よぅやく緊張がとれてきたのか笑顔がみえるようになってきた・・・
けっして悪い子ではなく・・・
けっして常識がないわけではないんだが・・・。
いろいろ話をしていけばどれくらいの脳ミソの持ち主であるかぐらい・・・
おおよそ検討がつくのである。
たぶん彼は天才秀才の域だと思う。
ただ・・・それは・・・
答えがある勉強の世界でのはなし・・・
一般社会ではまだまだ通用せんと思われるのである。
相手と話す際の目線
説明の仕方
言葉の使い方
言い回し
しゃべりのト~ン
表情
などなど・・・話す相手によって瞬時に適応していくこと・・・
これが一般社会では必要となる・・・
そこに答えなんかない・・・
もちろん最初からできるもんなんかおらん・・・
すべてが経験から学ぶしかないのである。
もっともっと大人と接して頂きたい
もっともっと人と遊んで頂きたい
もっともっと人と話して頂きたい
もっともっと失敗して頂きたい
そのなかで自分なりの答えを見つけ出して頂きたい。
答えのある勉強より・・・
答えのない勉強のほうがよっぽど難しい・・・
そして大切なのである。
まだまだ先は長い
頑張れ・・・大学一年生。