今年の営業最終日である。
なにはともあれ・・・
今年一年を無事に締めくくれることに感謝したい。
ここ数年のこと・・・
残念ながら・・・年々人様を見送る回数が増してきた。
事故した連れもおったし・・・
緊急オペで入院した奴もおったな・・・
たいしたことじゃないに・・・大げさに騒いどった奴もおった・・・
すまん
それは・・・ワシだった。
人の人生いつ何時何が起きるか全くわからないのである。
一年無事で・・・
いつものごとく当たり前に年末の挨拶文を書いておれるのは・・・
実は当たり前じゃない・・・
恵まれとることに気づかせられるのである。
毎日当たり前に店に行き・・・
客人を迎える準備をし・・・客人を待つ・・・
この当たり前の日常を何十年もさせてもらえるのは・・・
ワシの元気な身体と・・・
客人のみなさんあってこそである。
今年も
何十年ぶりに来て・・・
『匂いも変わってない~』
『配置も変わってない~~』
『懐かしい~~~』
『あの頃を思い出すわ~~』
って客人も少なくなかったな・・・。
匂いとか香りってもんは意外と脳ミソが覚えとるもんで・・・
その香りで・・・昔の遠い記憶を目覚めさせてくれたりするみたいである。
当時の記憶を思い出して懐かしんで・・・昔話に華が咲いたりしてな・・・
ワシまで記憶が蘇ったりなんかして・・・
大変楽しい時間を頂いたりもしたな。
変わらないのがいいのか悪いのか?
実は・・・変わらないのではなく・・・
変わることが出来ないが本当なのかもしれん?
そんな変わり映えのしない店ですが・・・
この先もお付き合いして頂ければ・・・
幸いです。
今年も一年大変お世話になり・・・
ありがとうございました。
来る年も変わらず宜しくお願い致します。