敬語だってしっかり使えるし・・・
大人顔負けである。
『町たんけん』
『失礼します』って入って来て・・・
最初は緊張の面持ちだったけど・・・
すぐに店内やら店の外の飾り物に興味を示し・・・たくさんの商品を品定め・・・
途中・・・
ワシと子供らの質問のやり取りを・・・付き添いの教育実習生が写真をカシャ・・・
その際・・・
子供たちが実習生に・・・
『写真を撮る前にお店の人にちゃんと聞いてから撮らんといけんに~』
これにはたまげたな。
実習生が子供に教育されるとは・・・
どっちが先生だいわからんがや?
その後・・・
緊張もほぐれたのか・・・
『おじちゃ・・・』と言いかけて・・・
『あっ』
『おじちゃんって言ったらいけんだった・・・』
『名前はなんですか?』
“いなば だで”って言ったら・・・
その後は・・・ちゃんと 『いなばさん』。
より一層緊張もほぐれたのか・・・
また『おじちゃ・・・』って言いかけて・・・
『せんせぃ・・・』って言いいかけたり・・・
そこは子供らしくて微笑ましかったな。
質問も次から次へ・・・はきはきと・・・
『こんなこと聞くと・・・失礼かもしれないんだけど・・・』って前置きをして・・・
『何歳ですか?』
子供から『こんなこと聞くと・・・失礼・・・』なんてフレ~ズがでてくるとは・・・
これまた・・・ビックリ仰天だったわな。
知っとる限りの敬語を一生懸命しゃべろうとする子供たち・・・
使い方があってよぅがあってなかろうが・・・
そんなことは全く問題じゃない・・・
質問させてもらうという立場を十分に理解しとるし・・・
知りたいといぅ気持ちが十分に伝わっってきて・・・
なにやら心地よい空気が漂ってたよぅに思うのである。
今の子供を少々なめとったわ・・・
いい意味で・・・ワシの想像を裏切ってくれたことは・・・
たのもしく・・・たくましく感じた時間だったな。
このまま・・・
大人としっかり話ができる子供であって頂きたい。
大きくなってネットやスマホを手に入れると・・・
大人との会話が急激に減り・・・
言葉を発しなくなる・・・
そんで大人との距離が出来てしまう昨今である。
いつの時代も・・・大人は子供の味方である。
どんな時も・・・大人は子供を守るのである。
知りたい事・・・
解らない事・・・
勇気をもって大人になんでも聞ける子供であって頂きたい。
ネットやスマホに聞くことは確かに便利・・・
でも・・・
文字で知るより・・・
人の言葉で知ることのほうが・・・その人の思いや熱量が伝わって・・・
より記憶に残ると思うのである。
身内以外の大人と接する授業 『町たんけん』・・・
子供たちにとって記憶に残る・・・『町たんけん』になったとしたら・・・
幸いである。
しかしワシ・・・
ちゃんと質問に答えれとったかいな???