ある日のことである・・・
デカブツのおっちゃんが・・・
ワシに近づいて来た・・・
かなりの大男である。
“けぇ~~・・・いちゃもんかや~~”
こんな大男に殴られたら・・・ひとたまりもない・・・
すぐさま・・・逃げれる準備だけはしておくことにする・・・
そして・・・ワシの前に立ちはだかる・・・

おいおい・・・ビ~ル片手に・・・
少々・・・酔っぱらっとるやないかい・・・
まずい・・・
『×△?□*・・・』
早口のENGLISHは・・・ワシにはわからん・・・???
おそ口のENGLISHでも・・・いまいちわからん・・・???
なにやら・・・
『君は・・・空手の達人か・・・?』
みたいなことを言っとるよ~である・・・
“どこから・・・来たや?”
『フィンランド・・・』
“ほぉ~~・・・フィンランド・・・グゥ~~!”
なにが“グゥ~~!”なんかわからんが・・・
とりあえず・・・言っといた・・・
なんせ・・・フィンランドがどこら辺にあるのかさえ・・・
わからん・・・???
その後・・・
長い時間・・・
談笑することとなる・・・。

人は見た目で決めては・・・なりませぬ。