INDIAって聞いてなにを思い浮かべる・・・?
カレーか・・・? タージマハールか・・・? ターバンか・・・? ヨガか・・・? お香か・・・?
それとも・・・ワシか・・・?
ワシはなんだっつったって・・・
GANGES(ガンジス)。

人間の原点がここにはあるとまで言われるここGanges・・・
って言われても人間の原点がなんなのかがわからん・・・?
ただ・・・原点はわからんまでも・・・なにかしら感じることはできるんじゃなかろ~か・・・?
“何を・・・?”って聞かれても・・・それはわからん。
人それぞれ違う・・・ここでは感じるまま受け入れればそれでいい・・・!
ひと目見たこの河はむちゃくちゃ汚い・・・想像を超える汚さである・・・
が・・・
不思議とGangesを見続けると・・・
ある瞬間・・・沐浴がしたくなる・・・つ?か・・・もう沐浴してしまっとった!


さっきまで汚いと思っとったGangesに肩までつかっとるやんけ~~!!
その50メートル上流では人が焼かれとる・・・つまり火葬場。

火葬場
人っけの無いガート(階段になっとる沐浴場)では・・・

ghats (ガート)
貧しいジィ~ちゃんたちがここで自分の最期を待つ・・・
なぜなら・・・貧しいが為に火葬も葬式もしてもらえないっつ~ことだ・・・
ここにいれば・・・死を迎えたらそのままGangesに流してもらえる・・・
来る日もまた来る日も・・・朝から晩までこのGangesを眺め最期を迎える・・・。
この世に産まれたら・・・まずはGangesの聖水で清め・・・
この世を終える最期は・・・このGangesに流されGangesとともに輪廻の世界にいく・・・
この現実を理解するには少々時間がかかる・・・まぁ~解からな解からんでもいい・・・
人が産まれて人が死を迎えるまでのすべてがここにはある・・・。
ワシが思うに・・・この河がこう呼ばれる意味がなんとなくわかる気がする・・・
“ガンガー・マーター”・・・“母なるガンジス”・・・
つまりこの河すべてが・・・
INDIAの人々・・・ヒンドゥー教徒の人々にとって・・・
崇敬すべき
母であり神だってことだ・・・。