田舎の・・・幼なじみの登場である。
そいつ・・・
エスニックがなんだいわからんくらいの・・・
全くファッションに縁のない・・・ただのおっさんである・・・。
『ちょっと寄ってみたわ・・・』
“おぉ~~”
『ゴワットしたやつで・・・』
『まえが・・・チャックの・・・』
『上にはお~やつねかや~・・・』
これはあれはと勧めるが・・・
あ~でもない・・・こ~でもないとなかなか決まらん・・・
『こぎゃんやつじゃなくて・・・なんだい書いとらんで・・・』
(こんなやつではなくて・・・なにもプリントしてなくて・・・)
『へんな生地なんか付いちょらんで・・・無地の・・・』
(かわった生地が貼り付けてなくて・・・無地の・・・)
『ふつ~の・・・だわや~・・・』
『あの~~・・・宣伝しちょ~がや~・・・』
『ユニ○ロみたいのだわや~・・・』
“お前は・・・ダラか~~~~~~~~”
“ウチがふつ~~のもん売ってどげす~だら~~”
“ユニ○ロ・・・行け~~・・・”
つって言ったら・・・
『ひとりじゃ・・・行けんわや・・・』
だとや・・・
やれやれである・・・。
“おまえ・・・も~ちょっとシャレッ気ださんと老け~で・・・”
つって言ったら・・・
『おぉ~・・・そげだが~~』
だとや・・・
でも・・・だれに聞いても・・・
そいつより・・・
ワシが・・・歳上にみられる。